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日本音楽療法学会学術大会

こんにちは。

国立市北『おくはらミュージックサロン』です。

9月に入ってもまだまだ暑い日が続いています。

先日、茨城県つくば市でおこなわれた

『第25回日本音楽療法学会学術大会』へ参加をしました。

主に精神科領域、高齢者領域の研究発表やシンポジウムを聴講しました。

自主ランチョンミーティングでは、

‘GIMって何?’のコーナーへ。

主催の方とチームの方が、詳しく雑談を交えながら

GIMの手法をお話してくださいました。

知人と参加したランチョンミーティングは、

気が付けば1時間以上滞在をしていました。

3年ぶりに現地参加をした会場は、

若手の方が奮闘されていた印象でした。

学術大会のキャラクターを考案され、

自主シンポジウムや公募ワークショップなども

興味深い内容ばかりで、

日々のセッションの気づけない場面の

見直しにもなりました。

☆GIM(Guided Imagery and Music)

「音楽心理療法を主体として、音楽を30分間聴取したあとに

セラピストとの対話を通して自分の声(内の声)に耳を傾ける。」

と、教えていただきました。

音楽構成も決まった音楽を使用するそうです。

1970年代前半に、アメリカのヘレン・ボニー博士が発表した

比較的新しい音楽療法です。

当教室で展開している

“自由即興セッション”は、ドイツ音楽療法からの学びですが

心理療法を生かした手法に、近しいものを感じました。

【GIMの流れ】~GIM協会から一部抜粋

カウンセリング:
セラピストと話をしながらセッションのテーマを決めます。
例えば『どうして人の目を気にしてしまうんだろう』
『この不安はどこから来るのか』など、
テーマは、自分の内面に探ってみたいことや、
自分自身への疑問になります。

導入:
テーマが決まると、マットに横になっていただくか、
ソファやリクライニングチェアにゆったりと座っていただき、
体を緩めて意識を集中させるために簡単なリラクセーションを行います。

音楽体験:
通常のセッションでは30分程度の音楽プログラムを聴きます。
クラシック音楽もあればニューエイジのようなコンテンポラリーの音楽も含まれます。
プログラムにはそれぞれ目的があり、
あなたの目標に一番合うものをセラピストが選んで使います。
音楽を聴きながら浮かんでくる事をそのままセラピストに話してください。
セラピストはあなたの体験について質問をします。
会話を通じてイメージを探ったり、深めたり、
必要があれば体や心に溜まった何かを解放したりします。

まとめ:
音楽体験が終わった後、
セラピストと重要な心的イメージを振り返ってまとめながら、
あなたにとって心的イメージが何を意味するのかを、
あなたの人生や日々の生活を含めて一緒に考えていきます。

おくはらミュージックサロン

“自由即興セッション” 自由即興セッション(即興音楽) | おくはらミュージックサロン

☆画像:日本音楽療法学会キャラクター ♪りすてん